『群馬実践塾・第T期生・第2回の宿題レポート』          2008年10月31日 登録

 


組織を生き生きさせる実際的方法
「組織の目的」を読んで

株式会社 日産サティオ宮城
渡辺 敬一


 我社には『お客様の笑顔を何よりも大切にする』という明確な企業理念があり、社員全員がその企業理念のもと、同一の方向性を持って仕事を行っています。
しかしながらふと自分の組織(総務部)の目的は何かと考えてみるが、正直即座に思い浮かべることはできなかった。つまるところ共有化され言語化され即答できるほどの目的意識はなかったということであろうか・・・。かつて自分が今の部署(総務部)に配属になった際、上司から「総務部とはどういう業務をする部署なのか調べてみろ」との指示があった。もしかするとその言葉のなかには「総務部(組織)の目的とは何か?」という問いも含まれていたのかも知れない。それに気づかず目先の業務を優先させるあまり、目的意識をないがしろにしてしまったことは自分の怠慢であり、大いに反省すべき点であったと思う。
では早速『組織の目的意識』を確立し、実行しようとしてもおそらく現在の我が部署では実行されることは難しいだろう。それと言うのも同一組織とはいえスタッフ間において相互の業務に対する意識が薄く、人によって評価が異なることや、また、早急に『目的意識』を確立することに執着するが故に抽象的な表現になり、結果的に『実行するための具体的な方法』を見出すことが出来ない状況下にあるからである。まずはスタッフ全員に『組織の目的意識』は何か?を投げかけ、現状どのような意識を持っているのか調査することから始めてみたい。


渡邊敬一さんの、
「伊香保実践塾・宿題Aレポート」は、
「第T期生・第1番目」の到着でした。
ありがとうございました。

渡邊敬一さんがこの「レポート」の中で語っているように、
「自部門の目的は何か」と問われて、
明快に「言語化された目的」が口をついて出て来なかったと。
渡邊敬一さんの部門は「総務部」である。
総務という部門は「会社の中で他の職種がやらない、
残された全ての問題をやる係である」と云われているように、
「あれだ」「これだ」とキチンと仕事の区分を云えない職務が多い。
それだけに「目的を言語化」しにくい部門であることは確かであるが、
だからと云って「言語化」されない訳ではない。
やはりそれは今まで「目的を言語化」しようとして来なかった事が、
一番の問題点であり、
またそれ故に益々「目的が不明確」になってしまい、
今の総務部の中の各担当課がバラバラに専門職種化してしまい、
同じ総務部門でありながら互いの共通点が見出せない状況になっている、
と云えないであろうか。
今から渡邊敬一さんが取り組むこととしては、
総務部門の全スタッフに「組織の目的意識は何か?」と、
投げかけるところからはじめ皆に刺激を与えて行こうではありませんか。
その各自の返事が「どのようなものであるのか」見たいものである。
次回の「伊香保実践塾」に持参下されたく。

ではでは。 (by 坂部正登)

Sunday, September 14, 2008 12:02 PM

 

組織を生き生きさせる実際的方法
「組織の目的」を読んで

株式会社ボルテックスセイグン
 唐澤 仁志

管理者自身が組織の目的意識を持つことでスタッフを育て、共有化していくことが職場を活性化する近道であり、組織とは最初に目的があって、その目的を達成するために集まった集団が組織で、集まった人たちが、目的を持ち、達成すべき目標を設定して、その目標を達成するためにリーダーを選び、各人の持てる力を発揮するところから組織の活動がはじまる。決め手となるのはスタッフと共有化し、良い人間関係を作り、それを維持できるかどうかということではあるが、組織の管理目標を実行するためには、抽象的な言葉”は耳には心地よいが身体は動かない。つまり実行されない要因の1つに、”言葉が美しく、きれい過ぎる”ことがあるようではあるが、職場の目標をスタッフが巻き込み、内容を本当に理解したうえでやり方、方法までが、周知しているかのフォローが必要であり、つねにプロセスの中に自らを置き、次々に環境の打開に挑んでいるという状態にあって、生きがいも得られるようでもあるが、日々の目先の業務に追われると、自分の組織の持つ本来の目的を見失いがちになるが、徹底した分析をベースにしなければ、状況を確実に転換することができないであろうから、常に日頃からスタッフの感受性と観察力と記録力を事実をありのままに、又方法が具体的に、あらゆる状況に応じて自分の独自の工夫をしながら、どのように変化させていくかを書いた上で、ものごとを客観的、科学的にとらえる力を育てながら、目的、目標、方針をスタッフと共有化し、自分の解釈を加えた平易な言葉で自分の言葉で語れるよう、達成するための実行状況を現状把握して数量データをつかむことを習慣化して今後の成長に繋げていければと改めて感じた。

以上

唐澤仁志さんの、
「伊香保実践塾・宿題Aレポート」は、
「第T期生・第2番目」の到着でした。
ありがとうございました。


先ず管理者自身が「組織の目的意識」をもつこと。
それが最初の「組織活性化」の第一歩である。
すべてはそこから始まると唐澤仁志さんは云っている。
そして「組織は最初に目的があって」、
「その目的を達成するために集まった人々で組織をつくり」
「そこに集まった人たちが各自の目的を持ち」
「組織が達成すべき目標を設定して」
「その目標を達成するためにリーダーを選び」
「各自の持てる力を発揮するところから組織の活動が始まる」
そために最も必要なことは、
「組織の管理目標を実行する為には」
「抽象的な言葉は耳に心地はよいが身体は動かない」
とまさに「チームマネジメント」の極意を打ち抜いている。
だがそうした「組織の目的」や「組織の目標」も、
目先の業務に追われると、
自分の組織の持つ本来の目的を見失ってしまう。
だから徹底したデータ分析をしなければ、
状況を確実に転換することが出来ないであろう。
そうした「事実の徹底したデータの分析」を可能にするためにも、
常日頃からスタッフの「感受性」と「観察力」と「記憶力」を、
事実の中で鍛えて行かねばならないとも云っている。
そうすれば「問題解決の方法が具体的になり」
「あらゆる状況に応じて自分の独自の工夫が出来るようになる」と。
このプロセスは「実践塾」でいうところの、
『実事求是創意工夫』ということであろう。
見事なとらえ方であると云わねばなるまい。
唐澤仁志さんの次回の「数量データ」の「グラフ化」を期待しています。
できれば「グラフ周辺の数量データ」も沢山持参して下さい。

ではでは。      (by 坂部正登)

Wednesday, September 17, 2008 8:20 AM

 

 

 

 


 

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